企業向けHDD/SSD完全消去ソリューション
Secudrive Drive Eraser
Secudrive Drive Eraserは、PC内のHDD(ハードディスクドライブ)のみならず、
外付けHDD、USBメモリなどに含まれるデータを完全に安全に簡単に消去可能な
USB型のHDD/SSD完全消去ソリューションです。
製品概要 -Overview-
20以上の国際的に認定されたデータ消去方式に基づいたハードディスクドライブ消去ソリューションで、PC内のHDD(ハードディスクドライブ)のみならず、SSD(ソリッドステートドライブ)に含まれているデータを完全に安全に簡単に消去することができます。
実行された消去レポートは、PC情報、HDD情報、消去削除情報(消去開始時間/消去終了時間)などの詳細な内容について、CSV、PDFファイル形式で管理することができます。なお、このログとレポートは、IT資産管理にて統合管理することができます。
PCのポートに接続された、USBメモリや外付けHDDも同時に削除操作が可能。Windowsのみならず、Mac(MacOS)、Linux環境でのHDDデータの削除もOSに依存することなく、実行することができます。

USBブートによる完全消去方式
消去対象PCに「Secudrive DriveEraser USB」を接続してPCを起動後、 USBメモリで直接ブートして消去。Enterキーで消去ディスク、消去モードを選択後に完全消去されます。
また、SSDにおける完全消去は、Secudrive Drive Eraser USBで起動した後、消去画面にて消去するSSDを選択し、ハードディスクドライブを完全消去。ATA Secure Eraseコマンドを実行して、SSDのファームウェアレベルでNAND Cellを初期化します。
※USBブート機能を利用するために、BIOS設定を変更する必要があります。USBのCDドライブでブートするためには、起動メニューで、「USB Storage Device」を選択してブートの優先順位を最も高くします。

ソフトウェア消去をお勧めする理由
通常、HDD(ハードディスクドライブ)消去を行う際は、通常消去(ゴミ箱消去、フォーマット、リカバリー)と完全消去(物理破壊消去、磁気消去、ソフトウェア消去)にて対応されるのが一般的です。そのうち、物理破壊、磁気消去は再現性がないため、廃棄目的となります。
物理的破壊や磁気消去のような物理的なハードディスクドライブを消去する方法と違って、ソフトウェアを利用したHDD完全消去ソリューションについては、データを復元不可能にしながらも、PCの再利用が可能で、費用対効果も優れています。
また、改変不可能なログ/レポートの生成、管理が容易にでき、消去する作業場所への移動や分解、保管作業の過程で起こる得る紛失、盗難の心配なしに、ユーザー自ら直接削除操作を行うことができます。
Secudrive Drive Eraser
物理的破壊
データ復元
不可
不可
デバイス利用
再利用/再販可能
不可
消去報告書改変
不可
可能
IT資産管理との連携
可能
可能(手動)
消去作業場所
業務スペース
作業スペース
消去時期
PC移動前に削除
PC移動後に削除
情報漏洩リスク
低い
高い(PC移動時/保管時)
HDD専用消去装置(アプライアンス)による完全消去
サーバーのディスク、またはPCのハードディスクドライブ(HDD)を専用の消去装置にて、データを完全消去することができます。専用機器にUSBを差し込み起動した後、ディスクを完全消去します。消去専用装置に外付けHDDを直接さして、USBで消去可能。
SAS/SATAなどハードディスクドライブのほか、2.5インチ、3.5インチディスク、M.2、mSATA、IDE、USBディスクも完全削除できるほか、8つの2.5~3.5インチのディスクコンバーターが含まれ、最大8つのディスクが消去できます。

機能/特徴 -Major Features and Benefits-
簡単に完全消去
- Windowsログオン時でのCD/USBブート不要。USB内のEXEファイルを実行するだけで、OS含めてすべてのディスクを完全消去。
- ITの専門知識がなくても、簡単に消去操作が可能。
- Windowsのみならず、Mac、Linuxでもディスクの完全消去が可能。
すべてのディスクを高速でセキュアに完全消去
- 様々なOS、ストレージデバイスを削除可能
- 約20以上の国際標準の消去アルゴリズムに準拠
- 複数のPCの同時削除が可能
- マルチスレッド技術による複数のドライブを同時に削除が可能
- DCO/HPAを認識、削除
- 認識されたRAIDの削除
- SecureErase方式によりSSDを完全削除
ログ&レポート
- PC情報、HDD情報、消去削除情報に関する詳細ログとレポートの生成
- 監査に対応したPDF形式の改ざん防止レポートの生成
- 削除ログをIT資産管理システムへ統合が可能
その他の機能
- S.M.A.R.T.指標により、PCリサイクル可否の判断を数値で表示
- データ消去方式ごとの作業予想時間を表示
- 16進数表示による削除検証方式を提供
- CLI(Command Line Interface) モードにて削除が可能
- 消去作業者ごとの削除操作情報履歴を追跡
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Use Cases
利用済みのディスクを廃棄、または再利用時でのデータ消去管理
- レポートの生成、及び、IT資産管理システムとの連携
外部関係者とのプロジェクト終了後でのモバイル端末のHDD完全消去
- プロジェクト終了後のデータ漏洩を防止
- HDD削除完了後、ログ、レポート抽出が可能
情報システム関連の部署がない企業でのHDD完全消去、統合管理
- ディスクを完全消去することで、デバイスを安全に保管、移動させることが可能
- ディスク消去後、消去報告書を作成し、IT資産管理に統合
製品仕様 -Technical Specifications-
様々なストレージデバイスの削除が可能
- すべてのx86、またはx64アーキテクチャのPC(Windows、Mac、Linuxなど)の削除が
可能 - ATA/IDE、SSD、SATA、SCSI、FireWireなど様々なドライブの削除が可能
- SATA, M.2, and NVMeなど、SSD削除が可能
国際標準の消去アルゴリズムに準拠
one pass zeros, one pass random, US DoD 5220.22-M, US DoD 5220.22-M(ECE), US DoE M205.1-2, Canadian OPS-II, Canadian CSEC ITSG-06, German VSITR, Russian GOST p50739-95, US Army AR380-19, US Air Force 5020, British HMG IS5 Baseline, British HMG IS5 Enhanced, Navso P-5329-26 RL, Navso P-5329-26 MFM, NCSC-TG-025, NSA 130-2, Bruce Schneier, Gutmann, NIST 800-88, Australian ISM-6.2.93
デモ動画 -Instructional Videos-
How to Completely Erase Drives
How to Wipe A Disk Using USb Booting
How to Completely Erase Drives on Windows
Disk Wiping Logs & Reports
事例紹介 -Case Study-

業種: 流通(S社)
会社規模: 従業員数約2,000名
導入製品: Secudrive Drive Eraser
導入前における課題、背景: Windows10移行に伴い、数千程度のPCのHDD消去が必要となったが、消去対象となるPCが大量にあることから、データの削除作業時間が長くなることを懸念。あわせて、社内での消去作業の周知ができず、効率的なHDD消去を模索。
解決策及び導入効果: ユーザーに消去に必要なライセンス(Secudrive Drive Eraser)が入ったUSB型なので、消去すべきPCをUSBを挿すだけで、簡単に削除が可能。また、情報システム担当者でなくても、削除実行できることで、業務時間が大幅に短縮。