
起こり得るHDDデータ漏洩事故

PCリース会社へPCや外付けハードディスクドライブなどのIT資産の廃棄を委託する際にも、HDDの完全削除作業が必要です。情報記憶媒体に格納されたデータを復元できないように完全に消去した後、廃棄処理する必要があります。
OSがインストールされたHDDを含むすべてのシステムディスクを完全消去する場合は、消去するディスクを選択後、消去モードを選択し、消去作業想定時間を確認してから、消去を開始するだけです。その後、PCが再起動し、引き続き、消去されます(USBがPCに接続することで、消去ログが取得されます)。


消去方式は、上記で説明しました、OSがインストールされたシステムディスクを含むすべてのハードディスクドライブを消去する「システムディスク完全消去」のほか、USBポートに接続されたHDD(外付けHDD含む)など選択して消去する「ディスク選択消去」や、WindowsOSがブートできない場合や、OSがMac、Linuxの場合で消去する「USBブート消去」の3点があります。また、SSD(ソリッドステートドライブ)の消去方法については、ATA Secure Eraseコマンドによる消去や、CLI(Command Line Interface)モードでの消去が可能です。

20以上の国際的に認定されたデータ消去方式に基づいたハードディスクドライブ消去ソリューションで、CD/USBブートの必要がなく、EXEプログラムのみ実行で削除でき、BIOSやUEFIの設定を変更する必要がありません。実行された消去レポートは、PC情報、HDD情報、消去削除情報(消去開始時間/消去終了時間)などの詳細な内容について、CSV、PDFファイル形式で管理することができます。なお、このログとレポートは、IT資産管理にて統合管理することができます。