場所と時間を選ばないテレワークの推進に伴い、セキュアなIT環境が構築できる仮想化デスクトップ(VDI)が注目されています。VDI環境により、データが端末に残らない点やソフトウェアのアップデートの簡素化、ハードディスクの暗号化やデバイス制御が不要になることで、利便性や管理性の向上など、VDIの導入メリットがあげられますが、その反面、コスト面やパフォーマンス、レスポンスの低下、導入後の運用負荷が増えることで、導入までに至っていない企業様が多くおられます。

本来、テレワークとは、勤務先などオフィスとは離れた外出先や自宅、移動中にノートパソコンなど持ち運びが可能な端末を利用することで、生産性の向上に繋がると言われています。企業側からみると、より社員が効率的に仕事が行うことができる環境を提供できたり、育児や介護など家庭の事情による離退職の抑止効果や職場復帰の負担軽減、長時間労働の是正に繋がるメリットがあります。一方、従業員は、通勤時間の削減より、家庭で過ごす時間が増えたり、介護などに時間を費やすことができることで業務との両立が可能になります。

国内テレワーク導入企業数と導入率産業分野別予測

2019年における国内のテレワーク導入企業は約25万社と推計され、今後、ワークライフバランスの向上による生産性の向上、優秀な人材確保/流出防止、労働人口減少の緩和など2022年で29万社になると予測とされています(全体では9.7%)。昨今、多くの企業で重要な課題と認識されている「働き方改革」。なかでも、ワークスタイルの変革におけるテレワークの推進に注目が集まっており、時間、場所を問わないモバイルワーク環境が進んでいますが、機密データの漏洩など情報セキュリティの確保が必要となります。

出典:IDC Japan株式会社

外部からの不正アクセスに対して、多くの企業はファイアウォールやアンチウィルスなどの対策を行っていますが、機密データを漏洩事故が増加傾向にあることから、内部の脅威防止への関心が高まっています。一般的な内部対策として、DLP、VDIなどの対策を実施している企業が多いと言われていますが、根本的に問題が解決されないケースが多くあります。

テレワークを検討する際、VDIやシンクライアント環境の実装など、「クライアントPCにデータを置かせない」という観点で考えますが、「サーバーにデータを集中管理する」という発想から、社内の機密データの漏洩を防ぎながら、業務のの利便性を損なわずに、テレワーク対策が可能なのです。内部不正や盗難、紛失等により、社内の機密情報の漏洩を防ぐには、社内の機密データが集まっているサーバーやストレージを保護し、機密情報の集中管理や情報漏洩防止ができる対策が必要となるかと思われます。

ファイルサーバー保護ソリューション「Secudrive File Server」

「Secudrive File Server」は、Windowsファイルサーバーをファイル持ち出し制御(機密情報漏洩)機能で保護し、ランサムウェアからファイルサーバー内の機密データを隔離することができるセキュリティソフトウェア。サーバーとクライアントPCにプログラムをインストールし、管理者側で、コピー・印刷・画面キャプチャ、ネットワーク転送などのセキュリティポリシーを設定。サーバー内でファイルの編集など、これまで通り、通常の作業を行うことができます。

ユーザーのファイル操作をリアルタイムでモニタリングし、操作履歴をログで保存でき、現在使用しているファイルサーバーにソフトウェアをインストールするだけなので、新たな設備投資も不要です。また、ユーザー権限、フォルダ共有、ファイルの管理、 Active Directoryなど、Windows の標準機能をそのまま利用できるなどWindowsの標準機能と連動が可能です。

サーバープログラム、及びクライアントプログラムをインストール後、クライアントがインストールされているPCより、Windowsファイルサーバーの共有フォルダにアクセスすることができます。また、セキュリティファイルサーバー上にあるファイルを修正したり、上書き保存をすることが可能です。