一般的に販売されているNAS製品は各会社でNAS装備に合わせたLinux OSを使用する場合がほとんどです。Embedded Linuxといいます。NAS装備の管理やユーザー管理。または共有フォルダの権限管理はウェブに接続して設定するNASがほとんどです。今回の記事で紹介するバッファローNASはWindows OSを使用する数少ないNASの一つです。Windows Storage Server 2012(以下WSS) OSはWindows Server 2012と同じプラットフォームで作られており、サーバーに接続するユーザーライセンス(CALライセンス)が不要です。Windows Server 2012 OSでファイルサーバーを構築する場合、接続するPC毎にユーザーライセンスが必要です。接続者が多いとこの費用も増えてしまいます。このような側面からファイルサーバーをWindows OSで使用するとWSS OSが良い代案になります。そしてもう一つの長所はNASにWindows用プログラムをインストールできるという点です。

テストに使用したNASはTeraStation 5400WSS モデルでハードディスクを最大4個まで接続できるベイを持っています。このモデルにはWindows Storage Server 2012 Workgroup Edition OSが搭載されていますが、Workgroup Editionは50名のユーザーまで接続することができます。上位モデルであるTeraStation 5400R WSSやTeraStation 5600WSSモデルにはWindows Storage Server 2012 Standard Edition OSが搭載されていますが、Standard EditionはNASに接続するユーザーが無制限です。

TeraStation 5400WSS NAS装備の前面には電源ボタンとNASの状態を見ることのできるLEDがあります。後面にはネットワークを接続できるLANポート2個とUSBデバイスを接続できるポート4個を提供します。USBポート4個中2個はUSB 3.0 規格を提供するポートです。

ここからはバッファローNAS装備を設定する方法についてご紹介します。

NAS装備に電源を接続後、全面にある電源ボタンを押すとブートが始まります。ブートは終了するとNAS装備にIPを設定しなければなりません。IPを設定するプログラムはバッファロー NASと一緒に提供される復元用USBメモリにあります。復元用USBメモリをPCに接続後、”TeraNavi”フォルダにインストールファイルがあります。

“TSNavi.exe” ファイルを実行してプログラムをインストールします。

インストールが完了後、TSNavigator2プログラムを実行するとネットワークにあるバッファローNAS装備を自動的に検索します。

検索されたデバイスで右クリックして”プロパティー”ボタンをクリックします。

“IP設定”タブでIPを設定後、適用またはOKボタンをクリックします。

管理者パスワードを入力する画面が表示されます。管理者ユーザー名は “Administrator”にし、初期パスワードは “Password”です。ユーザー名とパスワードを入力後、OKボタンをクリックします。

IP設定が完了したら自動的にリモートデスクトップ接続プログラムが実行されます。再度管理者ユーザー名とパスワードを入力します。

接続が完了したらリモートデスクトップ画面が表示されます。ログイン後にAdministratorのパスワードは必ず変更後に使用しなければなりません。OSは英語OSをインストールします

言語はコントロールパネル→時計、言語、および地域→言語の追加で日本語に変更することが可能です。

これでバッファローNAS 設定が完了したので、これからSECUDRIVEファイルサーバーセキュリティプログラムをインストールします。バッファローNASはWindows OSを使用するのでSECUDRIVE File Server製品やSECUDRIVE NAS製品を使用することができます。この記事ではSECUDRIVE File Server 5.0バージョンをインストールしてみます。

SECUDRIVE File Serverプログラムをインストールするにはライセンスが設定されたトークンUSBメモリがサーバーに接続されていなければなりません。バッファローNASの後面にあるUSBポートにトークンUSBメモリを先に接続します。

リモートデスクトップに接続後SECUDRIVE File Server プログラムをインストールします。

インストールが完了したらSECUDRIVE File Serverプログラムが実行されます。これでNASに共有フォルダを作成し、ユーザーIDを作成します。

PCでバッファローNASとセキュリティネットワークドライブを接続してみます。まず、SECUDRIVE PC Clientプログラムを実行してNASにインストールしたFSプログラムと接続します。

SECUDRIVE PC Clientプログラムと接続後バッファローNASとネットワークドライブを接続しました。バッファローNASとの接続も問題なく、セキュリティ機能もしっかり動作しています。

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